Koppe’s diary

こっぺが思ったことを書いたり、物語を作ったりするぶろぐです。

Koppe's Dialy #フライドポテト編

     Koppe's Dialy 

 

 このコーナーは、わたくしKoppeの日常のなかで起こったことや思ったことを

そこはかとなく書きつくろっていくコーナーだ。

さっそく、Koppeの日常の一部を覗いてみよう。

 

        フライドポテト

 

 その日、僕は部活終わりで体はへとへとだ。時は7時、昼食を1時に食べた以来、何も口にしていなかった僕は当然、お腹が空いている。

電車で赤羽にむかいながら僕は、赤羽駅でなにか食べようと計画する。

スマホで調べていると、マックのクーポンがあることに気がついた。

そして赤羽駅東口前に、マックがあるらしい。

赤羽に着くなり真っ先にマックにいき、330円が190円になったお得なフライドポテトLを購入する。

「お待たせいたしました。」

f:id:Koppe:20201108164452p:plain

僕は受け取るなりすぐにあつあつのポテトを頬張る。

「あれ、マックのポテトってこんなにうまかったっけ」と思いながら、

ポテトを食べ続け、最寄り駅についた。

駅についてもまだまだポテトは残っている。さすがLだ。

瘦せ型の僕は、普段sかmしか頼まないから、少々驚いている。

改札を出て、駅のエレベーターに乗る。

そこでも僕は、ポテトを頬張る。

 

すると、おいしいフライドポテトの匂いがエレベーター内に充満してしまったのか、

同乗していた5,6才の女の子が、

「食べた~い」と幼い声でつぶやいた。

その子は母親と手をつないでいる。

エレベーターが開く。そこには真っ暗な夜空と冬の寒さだけがある。

親子は僕の帰り道と同じ道に行くようなので、僕は親子の後ろを歩く。

すると女の子が後ろを振り向きながら、「いいなぁ」と言う。

僕のほうがふたりよりも歩くのが早いので、

3人は横並びになった。そこでも女の子はぼくのポテトの方見ているので、

僕が勇気をだして、ポテトの袋を差し出しながら、

「食べる?」と訊くと、

女の子はすこし困惑した表情を浮かべ、母親の顔を見上げた。

すると母親が、「だいじょぶです~」と僕に微笑みながら断った。

内心、「断られたーー!」と思いながらも、

僕はそのポテトを、口につめこんだ。