Koppe’s diary

こっぺが思ったことを書いたり、物語を作ったりするぶろぐです。

「日本にとっての自由」とは何か。

ども、こっぺです。

今回は「自由」についての僕の考えを書いてみました。

インスパイアされた記事が、内田 樹さん(哲学者、武道家)のこちらの記事です。

以下の4つのトピックに分けて考えを展開していきたいと思います。骨太!

*ここで言う日本人や西洋人とはそのうちの多くの人という意味で、全員という意味ではありません*

*こぺおとはこっぺのことであり、明確な使い分けはありません*

・そもそも日本人に自由という言葉は根付いていない

・日本人が求めているのは、「自由」ではなく「調和」

・日本人は自由をアピールしてしまう

・総じて こぺおの考え

 

 

 

・そもそも日本人に自由という言葉は根付いていない

 

自由の意味は、何からも束縛を受けずに自分の意思に従っていることです。

ですが日本は西洋に比べて自由が奪われている状態というのが少なかったので、国民が西洋ほど「俺らは自由に生きる権利があるんだ!」みたいに白熱しなかったんですよ。西洋では奴隷制がありましたから、自由に生きる権利を熱心に追い求めたんですね。

こういう歴史的背景により、日本には自由という言葉があまり根付いていないんです。

 

 

・日本人が求めているのは、「自由」ではなく「調和」

 

その上、日本は島国ですから、相手とうまくいかないとまずいんです。

「気に入らなかったらすぐに関係を断つ」みたいなことができるのは広大な土地を持った国の人々で、日本はそうではないですから、村やご近所付き合いを大事にしていかなければいけない国だったんですよ。

だから、国民は「自分の意見を好きに主張する自由」よりも「お互いが納得のいく答えを探る調和」を求めたというわけなんです。

 

 

・日本人は自由をアピールしてしまう

 

西洋人は、自由を見せつけたいから自由な行動をするわけではなく、「自由に生きること」それが幸せだと思うから自由に行動するんですよね。

ですが日本人は「自由でいること」、「周りの大多数の普通とは違っていること」を見せつけるために自由な行動をしている気がするんです。

「みんなができないことを堂々としてる私ってすごいでしょ?」みたいな。

それは自由を求めた自由ではなく、他との類似を避けた自由であり、不自由であるような気がするんです。

自由な行動をするときに、周りの反応や評価を考えてしまうから、素直にふるまえない。

もちろん、そうではない方もいると思いますが、僕はそんな風に見えてしまいますし、僕も実際そうです。

なにか他の人とは違う自由なことをするときに、「あれ、これって大丈夫かな 怒られたりしないよね」とか考えちゃったりするんです。

 

「周りとは違って僕は自由に生きてます」っていう不自由をアピールしている感じです。

 

 

・総じて こぺおの考え

 

自由を発揮するときに、「私って自由よ」っていうことを考えている時点で真の自由とはすこしずれちゃうのかなって思います。ラフな自由ではなく、硬い自由とでもいいましょうか。

真の自由は、それさえ考えない。自由が堂々と自由でいるときは、自分が自由だってことすら気づかない。そんなイメージがあります。

日本人は周りの目を気にしたり他者を慮ることをよくしますから、そういう意味では、自由を発揮することが苦手な人種なのかもしれません。

 

 

いじょう こっぺでした。読者登録もお忘れなくぅ!!!!

 

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